こんにちは!よつばです!
2023年・・・今年も暑い夏がやってきました。
暑いのは苦手ですが、今年は楽しみもあります。
それは・・・。
”さらぽか空調” で夏を快適に乗りきれるのか!?
今回はこの夏に感じた “さらぽか空調” のリアルな感想についてお伝えしてきます!
良いところ、あともう少しと感じたところなど、とにかくリアルな声をお届けします。
私はさらぽか空調があって良かったと日々感じています。
さらぽか空調とは?
一条工務店のHPをのぞいてみると、「夏はさらっと、冬はぽかぽか!一年中快適」というキャッチフレーズ。
これは一条工務店オリジナルの全館空調システムで、要は365日家の中を、その季節に合わせて快適な空間にしますよ!ってことらしいです。
一条工務店の床暖房のパイプは設計段階から全館床暖房の配管を計画しており、いわゆる「一筆書き」の継ぎ目のない配管になっています。
耐久性の弱点になる継ぎ目がなく、温水漏れや隙間からのゴミの侵入等、トラブルもありません。お手入れの手間も省け、メンテナンスコストも抑えることに成功した全館床暖房に欠かせないシステムです!
この床暖房のパイプを使用して、夏も快適な床冷房として活躍してくれます。
夏・冬の特徴それぞれはこんな感じ!
- 家中どこでもさらさらでスーッと涼しい空気
- 梅雨時期の部屋干しもさらりと乾く
- 不快なカビ・ダニの発生・繁殖を抑える
- 外気を冷やして除湿しながら換気
- 床暖房のパイプに水を通して家中涼しく(むわっとする熱を吸収)
- 全館床暖房で体の芯まであたたまる
- 各部屋の温度差がなく、ヒートショックのリスクが軽減される
- 保湿しながらぽかぽか
これが本当ならステキ過ぎます!
【実際に感じた】さらぽか空調の真実5選
もちろんHPには良いことを書きますよね。
ハウスメーカーが出したセールスポイントをそのまま受け止める人は少ないはず。
そして思います・・・「実際はどうなの?」と。
そこで今回は2023年7月の真夏に感じた ”さらぽか” の真実に迫っていきたいと思います。
あくまでこの記事は夏のさらぽかに特化してお伝えできればと思います。
- その1 「家中いつでもどこでも涼しくて快適」は本当!
- その2 サーキュレーターでより快適に
- その3 外気温が38度でも日中エアコンは付けなくて過ごせる
- その4 エアコンが嫌いな人ほど”さらぽか”は最高
- その5 さらぽかのデメリット
それでは見ていきましょう!
その1 「家中いつでもどこでも涼しくて快適」は本当!
これは本当一番最初に感じました。
真夏はクーラーがきいた部屋から廊下に出る時、「あつ~」ってムアっとしたまとわりつく暑さを感じますよね。
それに暑かったり、寒かったりを繰り返すと体調も悪くなります。
それが ”さらぽか” では一切ありません!
廊下でも、トイレでも、脱衣所でもどこでも涼しく快適な温度で一定になっています。
また各部屋によって温度設定も可能なため、人がたくさん集まる場所(リビング)などは低く設定し、普段使わない部屋は少し高めに設定することも可能です。
こんな感じに設定
リビング
ランドリールーム
私達夫婦はほとんどリビングか寝室で過ごすため、その部屋だけは低く設定してます。
家の中で暑いから動くのが嫌だなと思うことがなくなったよ。
- ちなみに設定温度が「23℃」って部屋の温度が23℃ってこと?
-
この温度はあくまで床の下に通っている水の温度のことを指します。なので23℃に設定したからといって、部屋の温度がそうなるわけではありません。
- 普段使用頻度が少ない部屋の温度は高くても大丈夫?
-
担当営業さんによると、基本的に設定温度の差は1〜2℃程度にすると良いそうです。あまり差があると高い温度のパイプを通った際に水の温度が上がってしまい、低い温度に設定した部屋があまり冷えなくなってしまうようです。
その2 サーキュレーターでより快適に
我が家は6月の中旬以降のちょうど梅雨が始まる頃に床冷房のスイッチを入れました。
それまでは全館空調システムの「除湿」機能のみで快適でしたが、最高気温が30度に近づいていくにつれ暑さが増していき・・・床冷房を稼働させることを決意しました。
そして7月も過ぎると最高気温が38度に近づく日もあり、とうとう ”サーキュレーター” を使い始めました。
これがまた凄かったです!
基本的に冷気は下にいく性質があるため、サーキュレーターを使用し空気をかき混ぜることで、上下の温度差がなくなります。またふわっと風が当たることでより涼しく感じました。
風があるだけで涼しさが全然違うよ!
もともと ”床冷房” と ”サーキュレーター” はセットで使用することを推奨されていましたが、我が家では節電の意味も込めて段階的に使用しています。
使用の流れはこんな感じ↓
暑いなと感じたら次の段階に進むようにしています。
外気温が38度に近い日でも ”床冷房23~24度(設定温度)”+ ”サーキュレーター” があれば快適に過ごせました。
しかし、サーキュレーターは全部屋に付くわけではありません。
- 付くのは4畳以上の部屋のみ
- どんなに広い部屋でも1つの部屋にサーキュレーターは1つ
サーキュレーターにも採用条件があるの知らなかった!
その3 外気温が38度でも日中エアコンは付けなくて過ごせる
先ほども書きましたが、猛暑の日でも今のところ快適に過ごせています。
猛暑日の温度計↓
こんな感じで人が過ごしやすい温度・湿度をキープしています。
これが24時間続くので家中どこでも快適!
ちなみに調べてみたところ夏場の快適温度は25度〜28度、湿度は45%〜60%と言われているみたいです。
画像のような日だと少し湿度が低いようなので、我が家では湿度を保てるように以下のような工夫もしています。
- お風呂上りは、必ずお風呂場のドアを開ける
- ランドリールームを作り、部屋干しを行う
その4 エアコンが嫌いな人ほど”さらぽか”は最高
私は正直エアコンが苦手です・・・。
暑がりなのでクーラーでしっかり冷やさないといられないですが、かと言ってずっとクーラーのガンガンきいた部屋にいると体調が悪くなるというか。
いろいろ原因はあるみたいです。
- ついエアコンの設定温度を低くし過ぎて、各部屋との寒暖差が大きくなり自立神経が乱れ頭痛が起きる
- エアコンの掃除を怠ると、ホコリやカビが空中を舞い、それを吸い込み体調不良に
しかし、さらぽか空調にしてからは上記のようなことはないように感じます。
リビングにエアコンはありますが、これはさらぽかと併用ができないエアコンなのもあって今のところ飾り状態ですね。
また夏場は毎日、エアコンをつけた方が良いか、設定温度は何度か、いつ切ったらよいかなど考えなきゃいけないですよね。
それもさらぽかだとワンシーズンつけっぱなしです!
毎日の生活でその迷いがないだけでも、ストレスがだいぶ減ります。
全部さらぽかにお任せ♪
その5 さらぽかのデメリット
しいて言うなら以下のようなデメリットを感じました。
- 料理や洗濯物など体を動かすときに汗ばむことがある
- 寝る時は体温が上がるため暑いときがある
- 足元が冷えやすい
- 乾燥しやすい
- サーキュレーターの音が人によっては気になる
- 来客などにより人口密度が高くなると暑く感じる時がある
いろいろマイナスな点があるように見えます。
1つずつ見ていきましょう。
- 動くと汗ばむ
-
体を動かした時に丁度良い気温だと、座っている時や休んでいる時に寒すぎる可能性が出てくるのでこれはしょうがないかなと感じます。
- 就寝時に暑い場合がある
-
寝ている時はどうしても体温が上がるもの。とはいえ温度が低すぎて体調を壊すよりかはいいかなと感じてます。我が家では寝室にエアコンを付けていますので、どうしても暑い時は併用しています。
- 足元が冷えやすい
-
靴下やスリッパを履けば問題ないです。夫はいつも素足で過ごしていますが平気みたいです。私も基本的にはスリッパだけで快適です。
- 乾燥しやすい
-
湿度計を見ると乾燥気味です。ただ体調に支障をきたすほどではなく、唇が乾燥したり少し喉が渇きやすなったと感じることはあります。私は就寝時のみ卓上加湿器をベッドサイドに置いて使用しています。
- サーキュレーターの音
-
我が家は就寝中も付けていますが、風量を”弱”に設定して運転している分には、私達はほぼ気になりません。最初稼働させた際は思ったより音が出るなと思いましたが、”生活音”に同化するといいますか今では特に気にならなくなりましたね。ただ、音に敏感な人は気になるかもしれません。
- 人口密度が高いと暑く感じる
-
来客などで一時的に人が増えて暑いと感じた時はサーキュレーターの風量を上げたり、床冷房と併用してエアコンを使用するなど対策が必要になります。リビング吹き抜けのある我が家は、いつか必要性を感じたらすぐ設置できるよう、吹き抜けの2階部分に補助エアコンのための穴あけ工事だけ済ませてあります。
まとめ
以上住んでみて感じた ”さらぽか空調” の感想でした。
もしもう一度一条工務店で建てる機会があっても、さらぽかは絶対導入します。
そのくらい満足しています!
まとめるとこんな感じ!
- 「家中いつでもどこでも涼しくて快適」は本当!
- サーキュレーターでより快適に
- 外気温が38度でも日中エアコンは付けなくて過ごせる
- エアコンが嫌いな人ほど”さらぽか”は最高
- 人によってはデメリットと感じるところもあり
一条工務店でのお家づくりのお役に立てたら嬉しいです!
コメント
コメント一覧 (2件)
初めまして。
我が家も、一条工務店でさらぽかを使っています。
しかしながら室温は27度から30度付近まで上がってしまい凄く困っています。
何か室温上昇を防ぐ対策、湿度も落ちにくく(50%が長く続く)ので、何か教えて頂けないでしょうか?
内藤様、初めまして。
コメントありがとうございます!
今年も異常な暑さが続いて困りますよね…。
我が家の場合、ハニカムシェードを必要な部分のみ開けるようにしてそれ以外は極力下げることと、さらぽかの天井埋め込み型サーキュレーターとは別に置き型の扇風機やサーキュレーターの併用で室温上昇を防ぐ対策をしています。(それでも、今年は我が家も室温27度台が多くなっています…)
湿度は、換気システムの操作盤で運転モードは「除湿」、湿度は「快適」の設定にしています。
この状態で洗濯物は毎日部屋干し、入浴後に浴室の扉を開けておいても常に43%前後を保っています。
室温・湿度いずれにせよ、お住まいの地域や土地の状況、ご家族様の人数などによって、同じ対策をしても暑くなってしまうかもしれません。
その場合は、クーラーや除湿機を使用しても良いかと思います。
実は我が家も最近来客が多くて暑くなる機会が増えた為、来年あたりにはクーラーの購入を検討中です!
ご参考になるか分かりませんが、内藤様のお家が快適な環境になることを願っております。